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商品詳細
スウェーデン・Lundahl社製の特注トランスユニット採用。
そのサウンドは、極めて繊細にして透明。
ST-90やST-7とはまた異なる、極めて繊細にして透明なサウンドを実現するトランスが誕生しました。
ST-70は、オルトフォンが100年をかけて生み出した
新時代の高性能MCカートリッジにベストマッチしていることは言うまでもなく、
癖のない、繊細でクリアなサウンドを目指した音づくりにより、
様々なMCカートリッジに広く対応したMC昇圧トランスとなっています。
1.デュアル・モノラル仕様の、左右チャンネル独立構成
ST-70の内部回路は、左右チャンネルを独立構成としたデュアル・モノラル仕様。
反対側のチャンネル信号が混じるクロストークを防ぎ、クリアかつ定位感に優れ、
より高レベルなステレオ感をもったサウンドを得るためにはこれが欠かせません。
2.最短経路で結ばれた内部基盤とRCA端子
左右チャンネル分として2台使用されるLundahl社製MC昇圧トランスのユニットは
工業用グレードの基盤に取り付けられ、最短経路でRCA端子との間を結んでいます。
また信号回路の接点を極力減らすとともに、インピーダンス設定変更に際しては
基板上のジャンパーピンを差し換える仕様とすることで、
接点の経年変化の影響を受けにくくしています。
MCカートリッジがピックアップした音声信号は極めて微弱につき、
接点の増加や経年変化は音質劣化や動作不良を引き起こす原因ともなります。
このため、ST-70では徹底的な対策を施し、
数十年単位の長期使用にも安定して動作するように設計されています。
3.μ-metalのシールドケースに納められたユニット、万全のノイズ対策
Lundahl社製のトランスユニットは、
高いシールド性能を誇るμ-metalと呼ばれる合金素材のケースに納められています。
このため、外部からのノイズの影響を受けにくく、S/N感の向上にも大きく寄与しています。
そしてユニットが取り付けられた基盤はコンパクトでありながら重量級の鋼板シャーシに固定され、
音の重心を安定させるとともに高い制震性能を発揮しています。
●「インピーダンス設定A」時
・昇圧比:24dB
・対応インピーダンス(推奨カートリッジ内部インピーダンス):5Ω~50Ω
・周波数特性(10Hz-100,000Hz):+/-1dB
・推奨負荷抵抗値:47kΩ
・推奨負荷容量値:200pF
●「インピーダンス設定B」時
※オルトフォンのMCカートリッジ用、工場出荷時標準設定
・昇圧比:30dB
・対応インピーダンス(推奨カートリッジ内部インピーダンス):10Ω以下
・周波数特性(10Hz-80,000Hz):+/-1dB
・推奨負荷抵抗値:47kΩ ●推奨負荷容量値:200pF
・本体寸法 W/H/D:150/58/135(mm)
・自重:1.233kg