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商品詳細
■ダブル ベルトドライブCDメカ
音楽CDは線速度一定で信号を読み取るために、
外周へ行くにしたがい回転速度を徐々に落とさなければなりません。
通常、この線速度調整はスピンドルモーターが受け持ちます。
一般のCDプレーヤーやトランスポートは、ディスク用ターンテーブルの真下にモーターが配され、
モーターの軸に直結したターンテーブルを直接駆動するダイレクトドライブ方式を採用しています。
しかし、制御された安定的な回転を得るためには、ある程度大きなモーターを使用する必要があり、
そのモーターから発生する振動や電磁ノイズによって生じる信号の歪みから逃れることができません。
この問題を解決するために採用した独自のベルトドライブ方式では、
重量級CDスタビライザーの使用によってターンテーブルの質量を上げ、
慣性の力を利用することで極めて滑らかで安定したディスクの回転を得ることができました。
そのぶんモーターを小さくし、ディスクの回転軸から離れた位置に配し、
遠くからベルトで駆動することで振動も吸収することができるため、
音楽信号を安定かつ正確に読み取り伝送する理想的な環境を創りだすことができたのです。
さらに、レーザーピックアップを動かすモーターも同様にノイズ源と考え、
距離を置いてベルトで間接的に駆動する、ダブルベルトドライブ方式としました。
また、いつでもディスク駆動用ベルトの状態を確認したり、容易に交換できる構造を採用しました。
■アップサンプリング
CDの常識だった44.1kHzを、選択により88.2kHzまたは176.4kHzへアップサンプリングして出力します。
高いサンプリング周波数に特有の緻密さや滑らかさが更に加わります。
※SUPERLINK(スーパーリンク)と併用できません。
■ワードクロック入力
44.1kHzのワードクロック入力用のBNC端子を装備。D/Aコンバーターなどと共用することで、
システムのクロック環境を統一し、ジッターの軽減に大きく貢献します。
※SUPERLINK(スーパーリンク)と併用できません。
■SUPERLINK(スーパーリンク)
音楽信号とクロックなどの同期信号を独立したラインで伝送する独自のデジタル伝送方式です。
対応するD/Aコンバーターが発振するマスタークロックと同期することで
ジッターの低減を図るとともに、エンコードとデコードを行うことなく、
BITクロック、L/Rクロック、DATA(音楽信号)を分離してコンバーターへ伝送し、
音質劣化を最小限に留めます。
■視認性に優れたディスプレイは、リスニングシーンに合わせ輝度を3段階(明るい、
消灯、暗い)に切り替えられます。
・再生可能ディスク:一般音楽CD, ファイナライズ済み音楽用CD-R/RW
・スピンドル駆動方式:ベルトドライブ
・ピックアップ駆動方式:ベルトドライブ
・CDスタビライザー:直径約120mm, 質量約380g(真鍮製)
・デジタル出力/サンプリング周波数:
SUPERLINK x 1: 2.5Vp-p/75Ω(BNC x 4)/44.1kHz
AES/EBU x 1: 2.5Vp-p/110Ω(2番ホット)/44.1kHz, 88.2kHz, 176.4kHz
COAXIAL x 1: 0.5Vp-p/75Ω/44.1kHz, 88.2kHz, 176.4kHz
TOSLINK x 1: -21~-15dBm EIAJ/44.1kHz, 88.2kHz, 176.4kHz
・ワードクロック入力:BNC x 1: 44.1kHz ※SUPERLINKとの併用不可
・アップサンプリング:24bit/88.2kHz, 176.4kHz ※SUPERLINKとの併用不可
・外形寸法 約435(W)×335(D)×111(H)mm(ボタン、端子、レッグ含む)
・質量:約11kg (CDスタビライザー含む)
・付属品:CDスタビライザー、電源コード、リモコンRU-218、
リモコン用単4形乾電池2本、取扱説明書、保証書